サブスクリプションモデルで普通の企業がエンゲージメントを高める方法〜高級自転車の定額制レンタルが生み出す価値

コラム

サブスクリションモデルが多くの顧客に支持され、消費スタイルを劇的に変えています。SpotifyやApple musicなどの定額音楽配信サービスが有名ですが、 この新しいビジモデルがどんどん拡大しています。利用期間に対して対価を支払う方式この時間型サービスを取り入れることで、新規顧客を獲得し、新たな売り上げを獲得できるのです。

サブスクリプションモデルの導入によって企業は顧客獲得以外にもいくつものメリットを得られます。

●定期的な安定した売り上げ。
●新規利用のハードルが下がる。
●サービスの利用を促進できる。また、毎月、顧客とのタッチポイントを作れる。
●会員の趣味嗜好がわかる、データを取ることで、新しい商品やサービスの提案も可能。

このサブスクリションモデルを採用をすることで、顧客との関係を築け、エンゲージメントを高めることができるのです。最近ではトヨタがこのサブスクリションモデルへの採用を決め、話題になりましたが、大手以外の会社の参入も始まっています。

東京の自転車販売店のスニークル東京はプロ用の自転車のサブスクリションモデルをスタートしています。このお店のコンセプトは「スニーカーのように気軽に自転車のおしゃれを楽しむ」です。自転車に関心はあるが機会がなかった顧客、もう一度乗り始めたい人や女性などに、生活の一部としてもっと気軽に自転車を活用してもらうことがこのお店のビジョンです。気軽にこのコンセプトを楽しんでもらうために、高級中古自転車の月額定額サービスを顧客に提案しています。

スニークルロングタイムシェアという月額制のレンタルサイクルサービスは、月額わずか3480円から高級自転車を借りることが可能です。90日たつと車種も交換可能で、乗りたいがなかなか手を出せない高級自転車を試せます。

WEBで自転車の検索・申し込みができ、店舗に自転車を取りに行くだけですぐに利用できます。オンラインとオフラインを上手に組み合わせることで、顧客は簡単にこのサービスをスタートできます。 シェア自転車のようにいちいち返却する必要がなく、好きな自転車に乗れることも人気の理由になっています。このサブスクリションモデルを運営しているのは、中古自転車の買取り・販売フランチャイズ事業を行っているちゃりカンパニーです。

このサブスクリションモデル単体では儲かっていないとのことですが、ここから自転車に興味をもつ顧客が増えているといいます。レンタルすることで高級自転車を体験した顧客が、高級中古自転車を買い始めたのです。サブスクリションモデルを導入することで、顧客との関係を構築し、エンゲージメントが高まり、高級中古自転車の購入に結びついています。

高級自転車レンタルという顧客体験によって、同社は売り上げアップを図っているのです。購買体験によって顧客とのつながりが創られ、強められていきますが、このサブスクリションモデルを採用することで新たな顧客体験を生み出せます。顧客とのオンライン・オフラインのタッチポイントを活用することで、エンゲージメントを高めることも可能です。新規顧客を獲得し、長く顧客との関係を作れるこのビジネスモデルは他業種の方にもヒントとなるでしょう。オンライン・オフラインのタッチポイントで顧客を喜ばす方法を考えることが重要です。

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