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    2015.04.17 顧客エンゲージメント
    ファッション・コスメブランドにとって、Instagram(インスタグラム)はブランドの成長とエンゲージメント向上のもと?!

    FacebookやTwitterなどのSNSの台頭により、企業やブランドのPR活動の形も大きく変わりました。企業・ブランドのSNSアカウントを見ていると、明確な運用基準を持ち、企業・ブランドイメージにあった運営の仕方をしていると思われるものも多くありますが、同時に実際あまり活用しきれていないと思うものも多くあります。そんな中、最近気づいたのが、海外に比べ、日本ではInstagramのアカウントを持っていないファッション・コスメブランドがまだまだ多く存在しているということ。

    Instagramはモバイルに特化した写真共有SNSで、当初はiPhoneのアプリとしてサービスイン、簡単に写真や動画をアート作品のようにフィルタ加工して雰囲気のある作品を作成・共有できるそのシンプルさで人気に火がつき、今ではAndroidにも対応。アクティブユーザー数では2014年12月にTwitterを超えたほどの人気ぶりです。

    写真や動画を使って商品やブランドそのもののイメージをファンに視覚的に伝えることができるのがInstagram、特に18~34歳の女性ユーザーが多いことから、美しいものを取り扱うファッション・コスメブランドにとって女性の心をつかむきっかけとなる場所になってくれるのではないでしょうか。

    そこで今日は、ブランドの成長とエンゲージメント向上に効果的なInstagramの特徴を見ていきたいと思います。

    数字で見るInstagramの凄さ

    Instagram公式サイトの最新データによると、

    • 月間アクティブユーザー数は3億人
    • 米国外のユーザーが占める割合は70%
    • 2010年10月のローンチ以降シェアされた画像の数は300億枚以上
    • Like (いいね) が押される回数は1日約25億回
    • 共有される写真の数は1日約7000万枚

    さらにこのような数字もあります。

    • Instagram上の投稿のエンゲージメント率は4.21%で非常に高く、Facebookの58倍、Twitterの120倍に匹敵。(データ参照元
      (例:10人のユーザーのうち1人が“いいね”という反応をした時のエンゲージメント率は10%)
    • Instagramのユーザーが毎月アプリを使う平均時間は約3時間48分に。ファッションを追うユーザーに限っては4時間17分に。(データ参照元
    • Instagramの広告は小売の広告想起率を32%、ブランドメッセージの伝達率を10%上昇させるという結果に。(データ参照元
    • ソーシャルコマースの平均客単価が最も高いのがInstagramの65ドル。Facebookは55ドル、Twitterは約46ドルに。(データ参照元

    以上を見ると、Instagramは他のSNSに比べてリアクションを得やすいということがわかりますね。

    ファッションブランドのInstagram活用例

    ・インフルエンサーの活用
    企業やブランドがInstagramのフォロワーを増やすためにできること、それがフォロワーを多く持つ”インフルエンサー”と呼ばれる影響力や人気の高い人たちにPRをお願いすること。その方がROIも高くなり、地道にフォロワーを集めるよりずっと効率的です。

    GU (ジーユー) では、Instagramで人気を集める約30人の東京の”ファッショニスタ”(インフルエンサー)に、春夏の主力商品、グラフィックTシャツをコーディネイトした写真を「#GUTL」というハッシュタグをつけて投稿してもらい、それを「GU TimeLine」に集めてオンラインカタログとして公開しています。

    インフルエンサーそれぞれのセンスが商品のコーディネートに活かされているため、オリジナル感・リアル感が高く、ECサイトと連動してそれぞれの写真に商品のリンクもつけているため、すぐに完売してしまう商品も多いのだとか。

    GU TimeLine

    ・コンテストやキャンペーンを開催
    MARC BY MARC JACOBSは、2014年秋冬シーズンからInstagramやTwitterを通じて一般人モデルを募集するキャンペーンを行っています。これは、 「#castmemarc」というハッシュタグをつけて投稿することで応募ができるという仕組み。2回目のキャンペーンでは何と10万人からの応募があったのだとか。これは相当のエンゲージメント率ですね。Instagramは画像SNSということで、ユーザーの容姿だけでなく、それぞれのライフスタイルを知ることができるので、実際にオーディションを行わなくてもウェブ上で選定をすることができるのが、主催者側にとっても魅力なのではないでしょうか。

    2015春夏シーズンのキャンペーンに選ばれたモデルの声↓(アメリカ、ロンドン、スイス、スコットランド、韓国など世界各国から選出されています)

    ・インスピーレションを与える
    NIKEは「#justdoit」というハッシュタグでユーザーにインスピレーションを与える写真を多く掲載しています。(下記参照)インスピレーションを受けたユーザーはそのブランドに共感し、愛着を持ち、エンゲージメントが自然と高まるもの。美しい写真と動画でブランドメッセージを伝えてみてはいかがでしょうか。

    他にも、ハッシュタグや加工機能を活用したり、コーディネートや使い方を紹介したり、新作発表をしたり、Instagram上でユーザーが自社の服やコスメを紹介している写真を自社アカウント上で紹介したりすることで、エンゲージメントを高め、ファンの獲得とブランドの成長へとつなげることができるはずです。ユーザーのエンゲージメント率が高いInstagramだからこそ、できることは多くあるのではないでしょうか。

    SHAR

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